英語で注文するには何て言うべき?4つの便利な決まり文句
指差しで何とかなるのは事実
つい昨日、友人がニューヨークに発ちました。
彼は約10年続けた仕事を辞め、ニューヨークにある日系IT企業でのインターンプログラムに申し込み、1年半そこで働くために渡米したわけですが、その前夜の彼の壮行会で彼に「英語で注文くらいはできるようになったの?」と聞いたところ、
「メニューを指差して、その後"Please"付けておけば大丈夫だろ?」
と言われました。そうですね、たしかに間違ってはないですね(笑)
注文の仕方はいくか覚えておきたい
とはいえ、ですよね(笑)
そんなわけで、今回はいくつかよく使う注文の仕方をご紹介しようと思います。ただ、どういう状況(レストラン)だとどれを使うべきかとか、その辺はそこまで細かく考えずに、どれも一通り言えるようになっておきましょう。
いくつか例文を用意してみました。
"Can I get (have) a large hot latte?"
「Lサイズのホットラテください」
Can を Could に変えて丁寧な言い方にすることもできますが、ファーストフード店で注文するときにそこまでやる必要はないと思います。(ただ、丁寧に言うことで誰かに迷惑をかけることもないので、どちらでも良いです笑)
"I'd like two cheese burgers, medium French fries, and a small coke."
「チーズバーガー2つと、Mサイズのフライドポテトと、Sサイズのコーラください」
こんな感じで丁寧に言うこともできます。さらには、
"I'll have this Sukiyaki lunch combo."
「このすき焼きランチセットをください」
という感じで "I will have....." を使った注文の仕方もあります。それをもう少しカジュアルにしたバージョンで、下記のような言い方もあります。かなり日常的に耳にする言い方ですね。
"I'm gonna (going to) have a caesar salad and a diet coke."
「シーザーサラダとダイエットコークをもらうわ」
ちなみに、この "gonna" の発音ですが、「ガナ」と「ゴナ」の中間のような音です(リンク先のweblioで聞いてみてください)。これは注文に限らず、日常非常によく使うので、覚えておいて使ってみましょう!
だいたい大きく分けてこれらの4パターンを覚えておけば、基本どこに行っても問題なく注文できると思います。4つも覚えるのが難しい、という場合は、最初の例の頼み方のみをひたすら使い続けても全然OKです。
そして、この後に向こうから訊かれる定番のセリフとして、日本語の「店内で食べていきますか?持ち帰りですか?」というのがあると思いますが、英語でも決まり文句がありまして、
"For here or to go?"
「ここで食べていくの?それとも持ち帰り?」
と言うのですが、これを知らないと最初は何を訊かれているのかわからなくて、よく"Yes"とか答えてしまって向こうが困惑するいうことがあります(笑)ちなみに、適切な応答としては、
店内で食べていく:"(It's) for here"
持ち帰る:"(It's) to go"
のどちらかとなります。言われた選択肢のどちらかをそのまま言うだけなのでそう難しくはないですよね。
最初は注文するのが怖い
慣れないうちはみんなそうだと思うのですが、自分の場合はちょっとトラウマになるレベルで注文が嫌いになりました(笑)
というのも、留学当初は相手の言っていることがわからない以上に、こちらが言っていることが向こうに伝わりません(汗)留学生同士は非ネイティブ同士として何とか通じたりするのですが、ネイティブ相手だと日本のカタカナ英語は思った以上に通じません。語学学校の先生などはそういう発音に慣れているので汲み取ってくれると思いますが、一歩外に出てリアルワールドのお店やスーパーなどで会話すると、いかに一般のネイティブスピーカーは日本語発音を理解してくれないということに気づくと思います。
マクドナルドのようなファーストフード店は特にこちらの言葉が通じず、かつあからさまに「は?英語喋ってる?」みたいな表情をされたりするので、こちらが客なのにかなりドギマギさせられます(苦笑)
自分の場合は、それがあまりにも衝撃的で、行くところ行くところでそういう対応を受けたために、しばらく注文できなくなりました。
みなさんはそんなことないように、上記の例を覚えておいてぜひ最初から使ってみてくださいね。