今日は、意外とノーマークな "Z" の発音に関して書いてみようと思います。 というのも、先日同僚とZの発音の話になった際に、「え?Z(ゼット)は簡単でしょ?例えばシマウマはゼブラ(zebra)でしょ?」と言われて、ハッとしたわけですが、たしかにカタカナ…
今日はまずこんな例文を見ていきましょう。米国ドラマ「デスパレートな妻たち」の中で出てきたナレーションの一部です。 "It's said that good news travels fast, but as every housewife knows, bad news moves a bit faster."(良い噂はすぐに広まるとよ…
とてもシンプルなフレーズですが、意外とバラエティもあり多投する質問として「今ちょっと時間ある?」というのがありますが、実にいろんな言い方があります。今回はその中でもよく耳にするパターンをいくつか紹介したいと思います。 "Do you have time now?…
さて、今日は「別れる」というフレーズに迫ってみましょう。 タイトルで書いたように、もちろんできるだけ使わないに越したことはないですよね(笑)特に当事者として言う機会に恵まれたくはないわけですが、「そもそも何て言うんだろう?」と思っている人も…
今日は"something"の便利な使い方をいくつかご紹介します。 特に会話の中で使う際に便利な用法なのですが、"something" と言った後に一呼吸置きながらその後に続くことを考えられるからです。「え?どういう意味?」と思いますよね。ちょっと例文を見てくだ…
今日は感情を表す際に頻出の "feel" を使った恋愛表現をみていきましょう。 早速ですが、例文をいくつか紹介します。 "I actually had feelings for you."「実は以前君のことが好きだったんだ」 "Do you have any feelings for him."「君は彼のこと好きなの…
"Thank you very much." や "I like it very much." などは、みなさんご存知のように英語学習の初期に習うフレーズなわけですが、どういうわけか教科書などでは必ずと言っていいほど very much が最後に位置するので、あたかもこれは文章の最後にしかつけて…
"What if....?" という形での疑問文、みなさんもどこかで見かけたり耳にしたりしたことがあるのではないでしょうか。直訳すると「何もし?」になるので意味をなしませんが(笑)、これは "What (would you do) if....?" とも考えられるのですが、こうすると…
今日はちょっと趣向を変えて言葉遊び的なことをやってみましょう。 アメリカでは小学校などでよくやるという "Tongue Twister"、「舌がツイスター状になる」ということで、つまり舌がまわらなくなるような言葉遊びという意味ですね。日本で言うところの早口…
少し堅い言葉ではありますが、「(人や物の)居場所や行方」という意味で使われる "whereabouts"。一応知っておくと出てきた時に「え?どういう意味?」と戸惑わなくて済むので覚えておきましょうね。 例文としては、 "Tell me honestly if you know anythin…
確かに、どっちも「〜まで」という意味 実際この違いは高校の英語で習っているはずなのですが、みなさん受験が終わると大体きれいに忘れてしまっています。それは別にいいんですが、これは意外と会話に頻出なので、ちゃんと復習して使い分けられるようになっ…
指差しで何とかなるのは事実 つい昨日、友人がニューヨークに発ちました。彼は約10年続けた仕事を辞め、ニューヨークにある日系IT企業でのインターンプログラムに申し込み、1年半そこで働くために渡米したわけですが、その前夜の彼の壮行会で彼に「英語で注…
「ウーマン」の呪い 呪いとまで言うとちょっと大袈裟ですが、わたしたち日本人は義務教育の過程でずっと"woman" は「ウーマン」、"wood" は「ウッド」、"watch" は「ウオッチ」だと教わるので、カタカナの「ウ」の音のままに "W" を発音することが身に染み付…
なんて美しいアース(地球).....思わずため息がこぼれそうですが、違う意味でため息がこぼれてしまうのが "earth"という単語の発音の難しさです(笑) これも日本語にはない音なのでしょうがないですし、私たちは学校で「アース」とカタカナ発音で習うので…
"What is it that you are so crazy about her? Besides the obvious, of course."「一体彼女の何にそんなに夢中になってんの?もちろん、外見以外にという意味だけど」 わりと失礼なセリフではありますが(笑)、この "Besides the obvious" はこのセットで…
アメリカの映画やドラマを観ているとよく耳にするスラングのひとつである "freak out"。 日本語には直訳しづらいニュアンスでもあるのですが、簡単に言えば「ひどく驚く」ということです。パニックに近い驚き方に使われることが多く、日本語なら「うおー!死…
さて、今回はまず"blast"の使い方を見ていきましょう。 "I have a blast at work."「仕事が本当に楽しいよ(充実してるよ)」 blast 自体は「爆発、突風」などの意味がありますが、それをよく "have a blast" という形にして「とても楽しい時間を過ごす」と…
今回のタイトルにもなっているフレーズは英語の教科書には出てこないフレーズですし、英会話講師もそう頻繁に言わない(たぶん生徒に対してはあまり言わない)と思いますが、友達同士の会話などではよく耳にするフレーズです。 "How are you holding up?" 「…
出典: Yahoo!映画 みなさんご覧になったことがありますでしょうか。アル・パチーノ主演『セント・オブ・ウーマン』(原題: "Scent of a Woman")ですが、個人的には大好きな映画です。盲目の元軍人扮するアル・パチーノが、最後に大学の講堂でスピーチをする…
さて、前回のエントリーでは、映画「最後の恋のはじめ方」の中のバーのシーンを使ってフレーズなどを見ていきましたが、今回はそのシーンの続きを少し見ていきましょう。前回登場した Chip と Sara の会話に、主役の Hitch(ウィル・スミス)が割り込んでく…
前回のエントリーでも紹介しました、映画「最後の恋のはじめ方」から、もうひとつシーンをとってきたので紹介します。このシーンはたまたまYouTubeにもあったので、これを何度も観て練習に使ってもらえますね。(下に動画を埋め込んでおきます) 以下が今回…
今回は、日本人の多くが頭を悩ませる「冠詞」「前置詞」について見ていこうと思います。 ただ、詳細は関連書籍やウェブ上で調べていただくのが良いと思いますし、このエントリーの目的としては、「細かいことは気にしない!(特に喋るときは)」というスピリ…
ロールモデルの不在 これは、ある記事を読んでいたときに目に止まった一文です。今は社会的に成功している人が、十数年ぶりに子供時代を過ごした街を訪れますが、その荒廃ぶりはスラムのよう。そして偶然そこで旧友に出会います。彼は最近麻薬の違法売買で3…
速攻で自己チェックしましょう タイトルを読んで「え?どういう意味?」と思った方もいるでしょう。「彼女(She)」と「海(Sea)」どちらも日本語では「シー」と発音しますよね。 ただ、英語ではこれらは決定的に違います。まず、正しい音を聴き比べてみま…
動画サービスを教材にしない手はない 以前のエントリーでもちょっと触れましたが、ひと昔前までと違って、今はわざわざVHSやDVDで映画やドラマをレンタルビデオ屋から借りてこなくても、下の動画サービスに1つでいいから加入しておくと、ほぼ無限と言える量…
今回も映画「最後の恋のはじめ方」からシーンを抜粋して見ていこうと思いますが、アルバートという取締役の1人が、取締役会で意中のアレグラ(社長令嬢)をかばって暴言を吐いて突然退出してしまいます。 それを追ってきたアレグラが、アルバートの部屋にド…
まず言うより考えてしまう 以前のエントリー「発音って大事?」の中でもふれましたが、結局日本人は学校教育の英語のせいで、過度に間違うことに敏感になっているんですね。例えば、昨日やったことを誰かに伝える際に、過去形・過去進行形・過去分詞形のどれ…
会話の60%は non-verbal(非言語) 今回は、個人的に英語教材としても純粋に映画としても大好きな「最後の恋のはじめ方」の冒頭のシーンで使われるセリフを使ってポイントを見ていきましょう。 "60% of all human communication is non-verbal. Body languag…
カタカナだと同じ「フー」なのに 日本人は「L」と「R」の違いや、「TH」などには「どうすれば発音できるの!?」と前のめりですが、その陰で意外と盲点になっている重要発音はそれなりにありまして、今回の「F」と「H」の違いがそのひとつです。 カタカナ英…
結局、発音って大事? シンプルは答えとしては「Yes」だと個人的には思っています。ただ、「完璧(かそれに近い)である必要がありますか?」という問いには、完全に「No」です。 日本人はどうしても真面目なので、正統な発音はアメリカじゃなくてイギリスな…