"Really"がうまく言えない

セルフラーニング英会話

実際の生活上で使えるフレーズや発音、個人練習の方法やコツなどを紹介

「ちょっと時間ある?(話せる?)」を英語で言うには?

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とてもシンプルなフレーズですが、意外とバラエティもあり多投する質問として「今ちょっと時間ある?」というのがありますが、実にいろんな言い方があります。今回はその中でもよく耳にするパターンをいくつか紹介したいと思います。

"Do you have time now?"

"Do you have a moment?"(minute や second もよく使います)

"You got a minute?"
(Youから始めているので正確には疑問文の文体ではありませんが、最後を上げ調子で言う、よく使う口語です)

"Can I talk to you for a second?" 

"Can we have a talk?" 

"Can I have a moment with you?"

"I need to talk to you right now"(ちょっと強い口調ですね)

"We need to talk"(上と同じように少しシリアスな印象を与えます)

"Got a second?"(友達同士の会話の中ではよく耳にするカジュアルな言い方です)

もちろんまだまだ言い方はありますが、個人的によく耳にするのはこんなところでしょうか。その時の状況や、言う相手との関係性によって適切な表現は変わってきますが、このあたりを覚えておけばほとんどの状況に対応できると思います。 

「別れる」って英語で何て言うの?使いたくないけど知っておくと便利なフレーズ

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さて、今日は「別れる」というフレーズに迫ってみましょう。

タイトルで書いたように、もちろんできるだけ使わないに越したことはないですよね(笑)特に当事者として言う機会に恵まれたくはないわけですが、「そもそも何て言うんだろう?」と思っている人も多いのではないかと思います。

おそらく、最も一般的に使うイディオムでいえば、"break up with 人" だと思います。例文で書くと下記のような感じです。

"He broke up with her last week."
「彼は先週彼女と別れた」

"I told you the other day that she and I broke up a while ago."
「彼女とは結構前に別れたって前に言ったでしょ」

"I just can't do this anymore. I'm gonna (going to) break up with you." 
「もうこれ以上は無理。あなたと別れるわ」 

どうでしょうか。大体使い方がわかったのではないでしょうか。

こんな応用例も紹介しておきますね。

"He and I made a clean break. I think it’s best that we just keep our distance."
「彼と私はきっぱり別れたの。彼とはこのまま距離をおくのがいいと思うの」

ここでは "make a clean break" というイディオムにして別れることを表現していますね。このままセットで覚えておくといいでしょう。あとは、"keep our distance" で「距離を保つ」と言ってますね。これも覚えておきたい表現ですね。

この他に見かける例として、

"We talked it out and decided to go separate ways." 
「わたしたちはちゃんと話し合って、それぞれ別の道を進もうと決めたの」

こういう表現もありますね。日本語でもよく言うと思いますが、別れるということをやや婉曲に表現しています。

冒頭で書いたように、できるだけ「別れる」話はしなくてよい方がいいとは思いますが、そういう話になった際にはぜひ使ってみてください。 

使い勝手が良い "something" とは?

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今日は"something"の便利な使い方をいくつかご紹介します。

特に会話の中で使う際に便利な用法なのですが、"something" と言った後に一呼吸置きながらその後に続くことを考えられるからです。「え?どういう意味?」と思いますよね。ちょっと例文を見てください。

"I have something that will get you so excited!" 
「これ聞いたら(見たら・知ったら)すごくテンションが上がるはずだよ」

"That's something nobody wants to hear about." 
「そんなこと誰も知りたくないよね」

"This is something that makes me realize where I'm from."
「これは自分のルーツを気づかせてくれるもの(こと)だ」

"Here's something I've been wanting to show you."
「ずっと君に見せたかったものがあるんだ」

"Money is something that can help you avoid certain unfortunate situations."
「お金はある種の不幸な状況を避けるためには役に立つ」

"Death is something that's given to everyone equally."  
「死はみんなに平等に与えられたもの」 

"That's something I don't like about him."
「私は彼のそこが嫌いです」

いかがでしょうか。

こんな感じでいくらでも例文がつくれるわけですが、冒頭でお伝えしたように会話中に便利な使い方ですね。みなさんもぜひ明日からこの"something"を使ってみてください!

 

 

 

恋愛感情を表す "feel" の使い方と例文

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今日は感情を表す際に頻出の "feel" を使った恋愛表現をみていきましょう。

早速ですが、例文をいくつか紹介します。

"I actually had feelings for you."
「実は以前君のことが好きだったんだ」

"Do you have any feelings for him."
「君は彼のこと好きなの?」

"Wouldn’t you keep hoping that in time I would feel the same way about you as you feel about me?”
「時間が経てばあなたが私のことを思うのと同じような形で私があなたのことを思うようになると期待し続けてしまうのじゃないかしら?」 

"In all honesty, I have mixed feelings for you." 
「本音を言えば、あなたに対してはちょっと複雑な思いを抱いてるんだ」

"I realized that my feelings for you were getting rather difficult to handle."
「君への思いがだんだんコントロールするのが難しくなっていることに気づいたんだ」

どうでしょうか。なかなか切ない台詞もありますが、こういう形で "feel" はいろんな感情業現に使います。特に、日本語でいう「彼はあの子に気があるらしい」みたいなニュアンスの際に、「気がある」ということを「have feelings for 人」という形で表現したりするのが面白いですよね。 

特に、「どうして複数形?感情って見えないし、数えられないものでは?」と思う人も多いと思うのですが、こう考えてはどうでしょうか。

感情にもいろいろあると思います。好きだという感情の中にもいろんな感情が混ざっていたり、好きだからこそ不安になったり、イライラしたり。むしろある単一の感情だけしか持っていないという状態の方がレアなのが人間だと思いますが、誰かのことを思っているということは、その人のことをいろいろ考えているわけですから、当然いろんな感情がわいてくるわけです。

そう考えてみると、"feelngs" と複数形にすることにも違和感はなくなるのではないでしょうか。ぜひみなさんも恋愛トークの中で使ってみてくださいね!

 

"very much" "pretty much" のこなれた使い方とは

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"Thank you very much." や "I like it very much." などは、みなさんご存知のように英語学習の初期に習うフレーズなわけですが、どういうわけか教科書などでは必ずと言っていいほど very much が最後に位置するので、あたかもこれは文章の最後にしかつけてはいけないのではないかと思ってしまっている人もいますが、実はそんことないわけです。

I am very much aware of the issue.
「わたしはその問題をちゃんと把握してるよ」 

I very much appreciate your support. 
「あなたの協力には本当に感謝してます」

I am very much into baseball. 
「野球が大好きなんですよ」

It depends very much on where you are from. 
「それはあなたがどこ出身なのかということにかなり依存するよ」

"Aren't you exhausted after having such a talk!?" "Very much so." 
「そんな話の後だから相当疲れたでしょ?」「本当にそうね」

という感じで、very much(実に、とても、まったく)は文末に持ってこないといけないわけではありませんし、最後の "Very much so"(とてもそう)のような使い方もできるわけです。

そして、"very much" を少し弱めたニュアンスで、"pretty mcuh"(ほとんど、だいたい、まさに)も頻出です。むしろこの "pretty much" の方がネイティブスピーカーはよく使いかもしれません。

例えば、

"Did she really say that to you!?" "Yeah, pretty much" 
「彼女本当にあなたにそう言ったの!?」「うん、ほぼほぼそんな感じ」

"I just heard about it. Is it true?" "Pretty much" 
「今ちょうどそのことを聞いたわ。本当なの?」「大体のところはね」

という感じで使うわけですが、100% Yes とは言えないものの、「大体そうだね」というニュアンスの際にはこの "pretty mcuh" を本当によく使います。ぜひこれも覚えて使って観てくださいね。

 

 

"What if" ってどういう意味?例文と使い方

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"What if....?" という形での疑問文、みなさんもどこかで見かけたり耳にしたりしたことがあるのではないでしょうか。直訳すると「何もし?」になるので意味をなしませんが(笑)、これは "What (would you do) if....?" とも考えられるのですが、こうすると意味がわかりやすくなりまよね。つまり、「もし〜だったらあなたはどうする?」と仮の状況を設定して質問したい時に使うイディオムです。

いくつか例文を見ていきましょう。 

What if she says she won't come to the event?
「もし彼女がイベントに来ないって言ったらどうする?」
What if she actually likes you. Would you ask her out?  
「もし彼女が実はあなたのことが好きだったらどうする?デートに誘う?」 
What if it rains later today? 
「今日この後雨降ったらどうする?」
What if I worked for the company? I would probably leave. 
「もし自分がその会社に勤めてたらどうだろう?きっと辞めるだろうな」
What if I pay it all in cash? Would you give me a discount? 

「もし全部現金で払ったら、割引してくれます?」
What if you were the high school teacher? Would slap the student?
「もしあなたがその高校教師だったら、その生徒を叩く?」

さて、例文をいくつか挙げてみましたが、大体使い方がわかってきましたか?

用途としては大きく3つのパターンがありまして、

① 普通の状況を仮定した、「もし〜ならどうする?」
② 実際はそうではないけど、「もし〜ならどうする?」
③ 提案的なニュアンスの、もし〜ならどうする?」

というふうに分けられますが、例えば「もし雨が降ったらどうする?」というのは実際に現実に起き得ることなので、①の用途ですね。「もしその会社に勤めていたら」というのは、実際に今勤めていないということですから、これは②です。もう少しわかりやすくするなら、たとえば男性が「もし自分が女性だったら」と言う時も②ということですね。③は、上記の例の中では「もし全部現金で払ったら」が当てはまります。

ただ、基本的どれも結局「もし〜ならどうする?」と聞いているわけなので、細かく考えてなくても大丈夫です。

"What if...?" は日常会話で頻出するので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね!

 

Tongue Twister -- 英語で早口言葉にトライしてみよう!

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今日はちょっと趣向を変えて言葉遊び的なことをやってみましょう。

アメリカでは小学校などでよくやるという "Tongue Twister"、「舌がツイスター状になる」ということで、つまり舌がまわらなくなるような言葉遊びという意味ですね。日本で言うところの早口言葉ですが、下記にいくつか列挙してみたので、ぜひこれらを使って練習してみてください。

実際、早口言葉は日本語でやっても難しいわけですが、それが英語だと発音に気をつけなくてはいけないということで、倍以上の難しさになります。とはいえ、発音を誤魔化してただ速く言っても上達しないので、丁寧に発声はしつつも徐々にスピードも意識していくというやり方でやってみましょう!

1. Peter Piper picked a peck of pickled peppers. A peck of pickled peppers Peter Piper picked. If Peter Piper picked a peck of pickled peppers,  where's the peck of pickled peppers Peter Piper picked?

これは"P"の破裂音習得と、リズム感をつかむのに良いと思います。比較的簡単な方だと思うので、こういうのでウォーミングアップするといいですね。

2. Roberta ran rings around the Roman ruins.
これは"R"しかないので、連続発声しながら"R"をマスターしていくのにいいですね。

3. Thirty-six thick silk threads.
"TH"と"L"発音の組み合わせです。これもいいコンビネーションですね。

4. Seventy seven benevolent elephants.
日本人が結構苦手な"V"そして"L"発音の組み合わせですね。

5. Six sleek swans swam swiftly southwards.
"W"も見過ごされがちですが結構注意しないとちゃんとした音がでません。

6. The great Greek grape growers grow great Greek grapes.
これは2と同じように"R"主体ですが、本当に舌が絡まりますね(笑)

7. The sixth sick sheik's sixth sick sheep.
ここは"sea"と"she" の違いについてのエントリーでも説明しましたが、何気に切り替えが難しいやつですね。

8. How can a clam cram in a clean cream can?
"R"と"L"音のミックスですね。意外と難しいですね。

どうでしたでしょうか?10回20回程度言っただけではまったくスムーズに言えないと思います。なかなかやりごたえがある早口言葉だと思いますので、気長に練習したり、個人発声練習をする際のウォーミングアップ素材として使っていくのも良いと思います。