"Really"がうまく言えない

セルフラーニング英会話

実際の生活上で使えるフレーズや発音、個人練習の方法やコツなどを紹介

恋愛感情を表す "feel" の使い方と例文

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今日は感情を表す際に頻出の "feel" を使った恋愛表現をみていきましょう。

早速ですが、例文をいくつか紹介します。

"I actually had feelings for you."
「実は以前君のことが好きだったんだ」

"Do you have any feelings for him."
「君は彼のこと好きなの?」

"Wouldn’t you keep hoping that in time I would feel the same way about you as you feel about me?”
「時間が経てばあなたが私のことを思うのと同じような形で私があなたのことを思うようになると期待し続けてしまうのじゃないかしら?」 

"In all honesty, I have mixed feelings for you." 
「本音を言えば、あなたに対してはちょっと複雑な思いを抱いてるんだ」

"I realized that my feelings for you were getting rather difficult to handle."
「君への思いがだんだんコントロールするのが難しくなっていることに気づいたんだ」

どうでしょうか。なかなか切ない台詞もありますが、こういう形で "feel" はいろんな感情業現に使います。特に、日本語でいう「彼はあの子に気があるらしい」みたいなニュアンスの際に、「気がある」ということを「have feelings for 人」という形で表現したりするのが面白いですよね。 

特に、「どうして複数形?感情って見えないし、数えられないものでは?」と思う人も多いと思うのですが、こう考えてはどうでしょうか。

感情にもいろいろあると思います。好きだという感情の中にもいろんな感情が混ざっていたり、好きだからこそ不安になったり、イライラしたり。むしろある単一の感情だけしか持っていないという状態の方がレアなのが人間だと思いますが、誰かのことを思っているということは、その人のことをいろいろ考えているわけですから、当然いろんな感情がわいてくるわけです。

そう考えてみると、"feelngs" と複数形にすることにも違和感はなくなるのではないでしょうか。ぜひみなさんも恋愛トークの中で使ってみてくださいね!

 

"very much" "pretty much" のこなれた使い方とは

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"Thank you very much." や "I like it very much." などは、みなさんご存知のように英語学習の初期に習うフレーズなわけですが、どういうわけか教科書などでは必ずと言っていいほど very much が最後に位置するので、あたかもこれは文章の最後にしかつけてはいけないのではないかと思ってしまっている人もいますが、実はそんことないわけです。

I am very much aware of the issue.
「わたしはその問題をちゃんと把握してるよ」 

I very much appreciate your support. 
「あなたの協力には本当に感謝してます」

I am very much into baseball. 
「野球が大好きなんですよ」

It depends very much on where you are from. 
「それはあなたがどこ出身なのかということにかなり依存するよ」

"Aren't you exhausted after having such a talk!?" "Very much so." 
「そんな話の後だから相当疲れたでしょ?」「本当にそうね」

という感じで、very much(実に、とても、まったく)は文末に持ってこないといけないわけではありませんし、最後の "Very much so"(とてもそう)のような使い方もできるわけです。

そして、"very much" を少し弱めたニュアンスで、"pretty mcuh"(ほとんど、だいたい、まさに)も頻出です。むしろこの "pretty much" の方がネイティブスピーカーはよく使いかもしれません。

例えば、

"Did she really say that to you!?" "Yeah, pretty much" 
「彼女本当にあなたにそう言ったの!?」「うん、ほぼほぼそんな感じ」

"I just heard about it. Is it true?" "Pretty much" 
「今ちょうどそのことを聞いたわ。本当なの?」「大体のところはね」

という感じで使うわけですが、100% Yes とは言えないものの、「大体そうだね」というニュアンスの際にはこの "pretty mcuh" を本当によく使います。ぜひこれも覚えて使って観てくださいね。

 

 

"What if" ってどういう意味?例文と使い方

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"What if....?" という形での疑問文、みなさんもどこかで見かけたり耳にしたりしたことがあるのではないでしょうか。直訳すると「何もし?」になるので意味をなしませんが(笑)、これは "What (would you do) if....?" とも考えられるのですが、こうすると意味がわかりやすくなりまよね。つまり、「もし〜だったらあなたはどうする?」と仮の状況を設定して質問したい時に使うイディオムです。

いくつか例文を見ていきましょう。 

What if she says she won't come to the event?
「もし彼女がイベントに来ないって言ったらどうする?」
What if she actually likes you. Would you ask her out?  
「もし彼女が実はあなたのことが好きだったらどうする?デートに誘う?」 
What if it rains later today? 
「今日この後雨降ったらどうする?」
What if I worked for the company? I would probably leave. 
「もし自分がその会社に勤めてたらどうだろう?きっと辞めるだろうな」
What if I pay it all in cash? Would you give me a discount? 

「もし全部現金で払ったら、割引してくれます?」
What if you were the high school teacher? Would slap the student?
「もしあなたがその高校教師だったら、その生徒を叩く?」

さて、例文をいくつか挙げてみましたが、大体使い方がわかってきましたか?

用途としては大きく3つのパターンがありまして、

① 普通の状況を仮定した、「もし〜ならどうする?」
② 実際はそうではないけど、「もし〜ならどうする?」
③ 提案的なニュアンスの、もし〜ならどうする?」

というふうに分けられますが、例えば「もし雨が降ったらどうする?」というのは実際に現実に起き得ることなので、①の用途ですね。「もしその会社に勤めていたら」というのは、実際に今勤めていないということですから、これは②です。もう少しわかりやすくするなら、たとえば男性が「もし自分が女性だったら」と言う時も②ということですね。③は、上記の例の中では「もし全部現金で払ったら」が当てはまります。

ただ、基本的どれも結局「もし〜ならどうする?」と聞いているわけなので、細かく考えてなくても大丈夫です。

"What if...?" は日常会話で頻出するので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね!

 

Tongue Twister -- 英語で早口言葉にトライしてみよう!

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今日はちょっと趣向を変えて言葉遊び的なことをやってみましょう。

アメリカでは小学校などでよくやるという "Tongue Twister"、「舌がツイスター状になる」ということで、つまり舌がまわらなくなるような言葉遊びという意味ですね。日本で言うところの早口言葉ですが、下記にいくつか列挙してみたので、ぜひこれらを使って練習してみてください。

実際、早口言葉は日本語でやっても難しいわけですが、それが英語だと発音に気をつけなくてはいけないということで、倍以上の難しさになります。とはいえ、発音を誤魔化してただ速く言っても上達しないので、丁寧に発声はしつつも徐々にスピードも意識していくというやり方でやってみましょう!

1. Peter Piper picked a peck of pickled peppers. A peck of pickled peppers Peter Piper picked. If Peter Piper picked a peck of pickled peppers,  where's the peck of pickled peppers Peter Piper picked?

これは"P"の破裂音習得と、リズム感をつかむのに良いと思います。比較的簡単な方だと思うので、こういうのでウォーミングアップするといいですね。

2. Roberta ran rings around the Roman ruins.
これは"R"しかないので、連続発声しながら"R"をマスターしていくのにいいですね。

3. Thirty-six thick silk threads.
"TH"と"L"発音の組み合わせです。これもいいコンビネーションですね。

4. Seventy seven benevolent elephants.
日本人が結構苦手な"V"そして"L"発音の組み合わせですね。

5. Six sleek swans swam swiftly southwards.
"W"も見過ごされがちですが結構注意しないとちゃんとした音がでません。

6. The great Greek grape growers grow great Greek grapes.
これは2と同じように"R"主体ですが、本当に舌が絡まりますね(笑)

7. The sixth sick sheik's sixth sick sheep.
ここは"sea"と"she" の違いについてのエントリーでも説明しましたが、何気に切り替えが難しいやつですね。

8. How can a clam cram in a clean cream can?
"R"と"L"音のミックスですね。意外と難しいですね。

どうでしたでしょうか?10回20回程度言っただけではまったくスムーズに言えないと思います。なかなかやりごたえがある早口言葉だと思いますので、気長に練習したり、個人発声練習をする際のウォーミングアップ素材として使っていくのも良いと思います。

 

"Whereabouts"って聞いたことありますか?

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少し堅い言葉ではありますが、「(人や物の)居場所や行方」という意味で使われる "whereabouts"。一応知っておくと出てきた時に「え?どういう意味?」と戸惑わなくて済むので覚えておきましょうね。

例文としては、

"Tell me honestly if you know anything about his whereabouts." 
「もし彼の居所に関して何か知ってたら正直に教えなさい」

"I went to the police to inform on her whereabouts." 
「彼女の行方に関して情報提供するために警察に行った」

とかこんな感じです。

そうそう誰かの居所を問いただされることもないとは思いますが(笑)、知っておいて損はない単語ですね。

 

どっちも「〜まで」じゃないの!? 実は違う "until" と "by" の意味

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確かに、どっちも「〜まで」という意味

実際この違いは高校の英語で習っているはずなのですが、みなさん受験が終わると大体きれいに忘れてしまっています。それは別にいいんですが、これは意外と会話に頻出なので、ちゃんと復習して使い分けられるようになっておきたいですね。

とりあえず例文を見て一気に思い出してみましょう。

"Can you stay here and take care of my daughter *until* I come back around 4pm?"
「私が4時頃に戻ってくるまでここにいて娘の世話をしていてくれる?」

"I'll be in the office until the board meeting is done." 
「取締役会が終わるまで私はオフィスにいます」

"She should be able to submit her report by tomorrow morning"
「彼女は明日の朝までにレポートを提出できるはずだ」 

"Do you think you can come to the book store by 11am?"
「11時までにその本屋に来れると思う?」 

さて、どうでしょうか。違いを思い出しましたか?

"until" は「〜まで(ずっと)」という継続する「まで」です。一方で "by" は「〜までに」という期限の「まで」ですね。

一旦思い出せば単純だと思いますが、会話の中でとっさに言おうとすると「どっちだっっけ?」となることがあるので、今一度復習しておきましょう。

 

 

英語で注文するには何て言うべき?4つの便利な決まり文句

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指差しで何とかなるのは事実

つい昨日、友人がニューヨークに発ちました。
彼は約10年続けた仕事を辞め、ニューヨークにある日系IT企業でのインターンプログラムに申し込み、1年半そこで働くために渡米したわけですが、その前夜の彼の壮行会で彼に「英語で注文くらいはできるようになったの?」と聞いたところ、

「メニューを指差して、その後"Please"付けておけば大丈夫だろ?」

と言われました。そうですね、たしかに間違ってはないですね(笑)

注文の仕方はいくか覚えておきたい

とはいえ、ですよね(笑)

そんなわけで、今回はいくつかよく使う注文の仕方をご紹介しようと思います。ただ、どういう状況(レストラン)だとどれを使うべきかとか、その辺はそこまで細かく考えずに、どれも一通り言えるようになっておきましょう。

いくつか例文を用意してみました。

"Can I get (have) a large hot latte?"
「Lサイズのホットラテください」

Can を Could に変えて丁寧な言い方にすることもできますが、ファーストフード店で注文するときにそこまでやる必要はないと思います。(ただ、丁寧に言うことで誰かに迷惑をかけることもないので、どちらでも良いです笑)

"I'd like two cheese burgers, medium French fries, and a small coke."
「チーズバーガー2つと、Mサイズのフライドポテトと、Sサイズのコーラください」

こんな感じで丁寧に言うこともできます。さらには、

"I'll have this Sukiyaki lunch combo."

「このすき焼きランチセットをください」

という感じで "I will have....." を使った注文の仕方もあります。それをもう少しカジュアルにしたバージョンで、下記のような言い方もあります。かなり日常的に耳にする言い方ですね。

"I'm gonna (going to) have a caesar salad and a diet coke."
「シーザーサラダとダイエットコークをもらうわ」

ちなみに、この "gonna" の発音ですが、「ガナ」と「ゴナ」の中間のような音です(リンク先のweblioで聞いてみてください)。これは注文に限らず、日常非常によく使うので、覚えておいて使ってみましょう!

だいたい大きく分けてこれらの4パターンを覚えておけば、基本どこに行っても問題なく注文できると思います。4つも覚えるのが難しい、という場合は、最初の例の頼み方のみをひたすら使い続けても全然OKです。

そして、この後に向こうから訊かれる定番のセリフとして、日本語の「店内で食べていきますか?持ち帰りですか?」というのがあると思いますが、英語でも決まり文句がありまして、

"For here or to go?" 
「ここで食べていくの?それとも持ち帰り?」

と言うのですが、これを知らないと最初は何を訊かれているのかわからなくて、よく"Yes"とか答えてしまって向こうが困惑するいうことがあります(笑)ちなみに、適切な応答としては、 

店内で食べていく:"(It's) for here" 
持ち帰る:"(It's) to go" 

のどちらかとなります。言われた選択肢のどちらかをそのまま言うだけなのでそう難しくはないですよね。

最初は注文するのが怖い 

慣れないうちはみんなそうだと思うのですが、自分の場合はちょっとトラウマになるレベルで注文が嫌いになりました(笑)

というのも、留学当初は相手の言っていることがわからない以上に、こちらが言っていることが向こうに伝わりません(汗)留学生同士は非ネイティブ同士として何とか通じたりするのですが、ネイティブ相手だと日本のカタカナ英語は思った以上に通じません。語学学校の先生などはそういう発音に慣れているので汲み取ってくれると思いますが、一歩外に出てリアルワールドのお店やスーパーなどで会話すると、いかに一般のネイティブスピーカーは日本語発音を理解してくれないということに気づくと思います。

マクドナルドのようなファーストフード店は特にこちらの言葉が通じず、かつあからさまに「は?英語喋ってる?」みたいな表情をされたりするので、こちらが客なのにかなりドギマギさせられます(苦笑)

自分の場合は、それがあまりにも衝撃的で、行くところ行くところでそういう対応を受けたために、しばらく注文できなくなりました。

みなさんはそんなことないように、上記の例を覚えておいてぜひ最初から使ってみてくださいね。