"Really"がうまく言えない

セルフラーニング英会話

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英語プレゼンでやってはいけない5つの大罪

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今回は若干ショッキングなタイトルをつけましたが、自分自身も含め日本人が英語でプレゼンをする際によくやってしまう典型的な「いち早くやめた方がいいこと」について書いてみたいと思いますが、逆に言えば、これらをやめるだけで英語でのプレゼンの質が飛躍的に上がるグッとあがるということなので(日本語でのプレゼンの質も)、ぜひ試してみていただければと思います。

 

日本人が英語プレゼンでやってしまいがちな5つの大罪

  1. "My English is not good...." など、冒頭に「私は英語がうまくないので.....」「聞き苦しいかもしれませんが.....」「慣れないプレゼンで緊張してまして....」というような日本人特有の謎の謝罪/謙遜ステートメントから始めてしまう
  2. 「これからxxxxについてプレゼンします」と言ってしまう
  3. 文字がびっしり入ったスライドを使って話す
  4. スライドを見ながら話す
  5. 話に抑揚や緩急がなくフラットである

 

実際まだまだ挙げ続けられそうですが、一旦パッと思いつく典型的な例を挙げてみました。ただ、実際のところこれらは日本語でプレゼンする時もやってしまいがちなことでもありますよね。

では、1つ1つ解説していきます。

1. 冒頭に謝罪してしまう

これはわたしたちが生まれ育つ文化的・環境的要因が強いのだと思いますが、これまで数多くの日本人による英語プレゼンを見聞きしてきた中で、非常に多くの人たちがこの大罪を犯しています。

まず自覚しなくてはいけないこととして、こういう冒頭の言い訳・謙遜・へり下りみたいな(国民的な英語劣等感からくる)ものが好意的に受け取られるような文脈が存在するのは、おそらく日本人の間のみです。

国際舞台で言ってしまうのは、単純に「私は自分自身に対しても、これから話す内容に対しても、自信がありません」と自分を貶めているだけです。そんなものは日本の外では美徳でもなんでもありません。

どうしてもわたしたちは「完璧」かそれに近いくらいのレベルで話せない限り、自分が外国語を「話せます」と自信を持って言うようなことはありません。必ず「いえいえわたしなんて、、、」となるわけですが、それがあまりに根強くあるために、「今から私は得意でもない英語でプレゼンなどしちゃいますが、どうかお手柔らかにお願い致します」というような意味合いで免罪符をもらおうとしてしまうわけです。

もちろん、日本国内ではそういう謙遜的姿勢は好感が得られやすいのでOKなわけですが、実際それは完全に国内だけに通じる価値観だということを、日本国民全体が一度気づく必要があります。

たとえば、食事の後に作った人が「お粗末様でした」と言ったりするのも日本特有で、ふつうに考えれば、「え?自分でもお粗末だと思うようなものを提供してたの?」となってしまうわけです。

ですから、プレゼンの冒頭でこの手のことを言うのは絶対にやめましょう。好感を得られないばかりか、自信のなさが強調されるだけで、オーディエンスも不安になります。プレゼンターの不安や自信なさげな振る舞いは、そのままオーディエンスにも伝染するので、そんなことを冒頭から言って始まるようなプレゼンがうまくいくことは稀です。

世界中を見渡せば、英語が母国語でない人口の方が圧倒的に多数ですが、個人的な経験では、日本人以外で英語でプレゼンをする際にこんなセリフを言うのを聞いたことがありません。アクセントのきつかろうが、語彙が少なかろうが、彼らは自分のできる範囲内の話し方と語彙で堂々と話します。なぜなら、そこに伝えるべきことがあるからで、その中身こそが大切であり、文法や発音や言い回しはどうあれ、本質的なメッセージを伝えることに集中します。

国際舞台で発言する日本人たちも、そういうメンタリティをしっかり持って発信できるようでありたいですよね。

2.「今からプレゼンします」と言ってしまう

たとえば、日本の教育システムについてプレゼンをするとしましょう。プレゼンのスライドのタイトルも「Education System in Japan」とかになっているとします。そして、いざプレゼンが始まる冒頭で、 "I'm going to present on Education System in Japan." と言ってしまったりするわけです。

「え?それの何がおかしいの??」と思った方もいるかもしれませんが、これは英語でのプレゼンに限りませんが、そもそも言わなくてもわかっていることをあえて言う必要がないということです。

オーディエンスは皆これから日本の教育システムについてプレゼンするんだということを知っています。プレゼンターが口を開く前からみんなわかっているわけです。なのに、あえて "I'm going to..." と最初に言う必要があるでしょうか?完全に無駄ですよね。

それに、無駄なだけならまだしも、大切なプレゼンの入り口を台無しにしてしまいます。プレゼンは、オーディエンスの心をつかむためにも、最初の10-20秒は非常に大切です。そんな時間を使って上記のようなセリフを言ってしまうと、次にどう話をつなげるのかが困難になります。

通常であれば、最初にちょっとしたエピソードから入ったり、あえてオーディエンスに質問を投げかけてみたり、誰かの言葉の引用からはじめてみたりと、プレゼンの入り方はいろいろありますが、"I'm going to present..." と入るのはほぼ最悪のパターンです。

これはぜひ、卒業しましょう。

3. 文字がびっしりつまったスライドを使って話す

これもよく見かけますが、スライドを読んでくださいと言わんばかりの説明文章が詰まったプレゼンを用意する人たちが結構います。

もちろん、資料として提供する場合は実際に読んでもわうわけですからそれで良いと思いますが、口頭でプレゼンするのであれば、見せるスライドはできるだけトーキングポイント(見出しやキーワード)に絞ったものにして、あとは口頭の力でオーディエンスに語りかけるべきです。

あえて口頭でプレゼンするからには、その場でオーディエンスの感情に直接訴えかけるプレゼンをするべきであり、そのための場であるはずです。それがTEDのようなプレゼンだろうが、ビジネスのおける商談的なプレゼンだろうが、同じです。

話はどうでもいいからとりあえず読んでくださいと言わんばかりの文字数のスライドを使ってプレゼンをするのは本末転倒ですよね。

4. スライドを見ながら話す

前の例と関連してですが、これも実際よく見かけるパターンで、ずっとスライドを見ながら(読みながら)プレゼンをする人たちがいます。つまりオーディエンスにほぼ背を見せるようなことになっているわけですが、これも同様に本末転倒な状況です。

スライドを読みながら話すのであれば、単純にそのスライドを資料として渡して各自読んでもらえばいいだけで、あえてそれを口頭で読み上げてあげる必要はありません。プレゼン中に手元の小さいモニターで話す順序やキーワードだけ書かれたようなカンペを見るのはOKですが、単純いスライドを読み上げるようなプレゼンは、、、そもそもやる意味がないですよね。

今どきそんなプレゼンをしているような人たちは少数派であると思いたいですが、ちょっと前までの日本では、そもそも人前でプレゼンする機会が非常に乏しい教育環境で育ってきていたということもあり、多くの人が苦手意識を持っている&経験している場数が少なすぎるため、読み上げる系のプレゼンがむしろ一般的だったように思います。

これもそもそものプレゼンの意味を喪失させるような大罪なので、ぜひやめましょう。 

5. 話に抑揚や緩急がなくフラットである

ニュースを読んでいるかのようなプレゼンをよく見かけますが、人間の集中力はただでさえ短時間しかもたないのに、一定のスピードと抑揚でダラダラ話すとオーディエンスはすぐに飽きてしまいます。

一般論ですが、日本人のプレゼンに一番足りてないとよく感じるのは、やはりオーディエンスに語りかけるというスタンスなのではないかと思います。どれだけオーディエンスの数が多かろうが、誰かひとりに語りかけているように話すと良いというようなアドバイスもよく見かけますが、スライドを読み上げるようなプレゼンから脱却し、ちゃんとオーディエンスに語りかけるようになってくると、オーディエンスの反応がどんどん目に飛び込んでくるようになります。

通常、1対1で対話をしているような時は、お互いに相手の反応を逐次見ながら、相槌や次の言葉やトーンなどを選んでいます。あらかじめ用意されたセリフを言い続けたりするような対話はありませんよね。その場その場で相手の受け答えなどを見ながら、微妙に言い方や抑揚を変えたり、言おうと思っていたことをあえて言わずにおいたりと、とても細かい微調整をしているのが人間です。

プレゼンにおいても、実際にはそれに近いことができるのが良いのではないか、ということですね。最初から用意しているスライドやセリフだけでやるプレゼンは、もちろん悪くはありませんが、それ以上でも以下でもないものです。

卓越したプレゼンターは、オーディエンスの反応を見ながら何を話して何を話さないか、どこに一番力と時間を割くべきか、どこで予定していなかったような脱線トークをあえて入れるのかなど、その場の即興でプレゼンを変化させる術を身につけています。

いきなりその域に達するのはさすがに難しいわけですが、まずは少なくとも棒読みプレゼンからは脱却し、できるだけ感情がしっかり乗っかったプレゼンを心がけましょう。オーディエンスの感情に訴えかけるには、こちらも感情を入れないと無理です。

そして、語りかけるように、オーディエンスの中の何人か特に反応の良い人たちの顔を代わる代わる見ながら話すようにすると、さらに語りかけるようなトークを展開しやすいと思います。オーディエンスは、語りかけられればかけられるほど、自分が話しかけられていると感じれば感じるほど、その話に引き込まれやすくなります。

誰か特定の数人に語りかけるように話す。意識してやってみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。自分自身のプレゼンにも思い当たる節がありすぎて怖くなりますが(笑)、自戒の意味も込めて書いてみました。

冒頭で書いたように、これらのポイントは英語でのプレゼンのときに限ったことではなくて、日本語での場合も同じですよね。そもそもプレゼンとは何なのかという本質的なところの話なわけですが、なぜあえて「英語プレゼン」としたかというと、英語(外国語)でのプレゼンの際は余計にその傾向が顕著になるからです。日本語でのプレゼンではそうならない人でもなったりするので、あえて英語プレゼンというくくりで話をしました。

今後さらにテクノロジーの高度化が進み、どんどんロボットが人間から巻き取ってくれる仕事が多くなっていったとしても、人間がいろんな意味でプレゼンすることがなくなる日はこないでしょう。

良くも悪くも、人間は死ぬまで自分をプレゼンしていかなくてはいけない生き物であり、それは下手であるよりも上手な方がベターなのではないかと個人的には思います。

故・高倉健に代表する「わたし、不器用ですから」の美学が根強く残る日本の文化において、「プレゼン上手」はあたかも詐欺師・ペテン師、信用ならない営業マンというような捉え方をするような人もまだ多いかもしれませんが、プレゼンのスキルというのは、単純に流れるように話すとか、言葉巧みであるとか、そういうことではなく、本質的に伝えなければいけないメッセージをしっかり伝えきれるスキルのことです。口が上手い、というような意味ではありません。

そんなわけで、最後は話が脱線気味になりましたが、プレゼンでやってはいけない5つの大罪、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

 

"Language Exchange" はホントに効果的?うまくいくパターンといかないパターン

f:id:yuichironagai:20170701230014j:plain今回は、ランゲージ・エクスチェンジについて、自分の体験に基づいて思うところを書いてみたいと思いますが、本題に入る前に、よく話題になる「ネイティブの彼氏(彼女)をつくれば自然に英語は上達するのか」という古くて新しいテーマにちょっと触れてみたいと思います(笑)

自分の留学中の体験を通して、個人的な結論から先に言ってしまうと、「意外とそうでもない」と思っています。逆に言えば、ネイティブの恋人をつくらなくても上達する人はいくらでもいるし、つくっても上手くならない人もたくさんいる、ということです。

恋愛関係においては英語を教えてもらいにくい!?

「えっ?でも毎日英語で話さざる得ないから、さすがに度合いは違ってもみんな上手くなるんじゃないの....?」と意外に思う人も多いと思いますが、恋愛関係において英語を教えてもらうというのが意外とうまくいかないことが多い理由として、「ケンカになってしまいがち」という罠があるんです(笑)

恋愛相手に逐次「それは違うよ」とか「その発音では通じないから、こう言ってみて。違うね、もう一回。まだおかしい、はいもう一回」とかって言われ続けると誰だってカチンときますよね?(笑)これが、講師と生徒とか、お金払ってレッスンを受けているとかであれば別なわけですが、恋愛関係で日々一緒にいる中でやられると、徐々に苦痛になってきます。

教える方も教える方で、単に普通に会話をしたいだけのときも、次から次へと指摘すべき箇所が耳に入ってくるわけで、指摘しないのも気まずいし、とはいえすべて指摘していると会話が進まないしで、結構なストレスになったりもするわけです。そうなると、もう通じてればとりあえずいいか、というような境地になりがちで、なかなか首尾一貫して厳しく教えたりできなくなってしまうわけですね。

それに、相手がお世辞にも上手とは言えない英語(日本語)で話していても、それをずっと聞いているので良くも悪くもだんだん慣れてきて、それなりに理解できるようになっていくので、余計にお互いに指摘し合わないようになっていったりもします。

そんわけで、良い悪いではないものの、恋愛関係の中で英語〔日本語)を教える・教えられるという行為にはそれなりのハードルがあると自分は思っています。

とはいえ、冒頭に述べたとおり、それを乗り越えて上達する人もたくさんいます。ただ、そういう人たちは、きっとネイティブの恋人がいようがいまいが上達した人だろうなと個人的は思っています。

ランゲージ・エクスチェンジをうまくやるには

「じゃあ、恋愛関係にないランゲージ・エクスチェンジは常にうまく行くんですか??」という声が聞こえてきそうですが、もちろんそうとも限りません。実際に失敗例もたくさん見てきました。それもふまえて、「うまくいくランゲージ・エクスチェンジ」の条件を自分なりに考えてみました。

個人的には、次の3つが非常に大切だと思っています。

(1)相手が日本語や日本の文化に興味関心が強く、かつ自分で平仮名やカタカナや漢字を勉強している(または勉強して挫折した経験がある)

(2)共通の趣味があり、そのことを話せばいくらでも盛り上がれる

(3)Face-to-Face で週に1度は会える環境がある

「そんなの当たり前じゃない?」と思ったかもしれませんが、1つずつもう少し噛み砕いて説明してみたいと思います。 

1. 日本語(文字も)を勉強した経験があること

これがなぜ大切かと言えば、それがその人の日本や日本語に対する「本気度」を測る上でのわかりやすい指標になるからです。「大学で日本語のクラスを取ったことがある」というくらいの人はそれなりにいるのですが、日本の大学で履修する第二外国語のクラスを思い浮かべてみてください.....一般的には、本気で興味をもって勉強している人って多くない印象がありますよね?

海外で同じです。珍しさから日本語クラスを取ったことがある、アニメや漫画が好きだからというミーハーな理由で取ってみた、みたいな人は結構いますが、大半の人は単に単位を取った(またはドロップした)という程度なので、その後は特に何もフォローアップの勉強をせずもう何も覚えていなかったり、そもそも別にそこに熱量は持ってなかったりします。

それはそれで良いのですが、ただ、ランゲージエクスチェンジの相方としては実はこれは結構重要なポイントで、単純に日本のアニメや漫画が好きだという人たちは、意外と日本語そのものを習得するモチベーションが低かったり、すぐに諦めてしまったりする傾向があります。平仮名、カタカナ、漢字と3種類も文字を使う時点でハードルが高すぎてやめてしまったりするんですね。で、単に字幕付き(や吹き替えで)アニメが観れればそれでいいや、となってしまいがちです。

そういう人が相手だと、なかなかランゲージ・エクスチェンジの相手としては長続きしにくいと思います。こちらが教わりたいことばかりで、向こうは教えてくれるのみだと、一方通行の時間が多くなってきます。そうなると、Give & Take感も薄れていき、かつ授業料を払っているわけでもないとなると向こうが徐々に面倒臭くなっていき、、、という流れになりがちです。

なので、できれば向こうが日本語を読み書きできるよになりたい(e.g., 日本の漫画をそのまま読んで理解できるようになりたい)とか、次の日本への旅行までに簡単なやりとりはできるようになっていたいとか、日本に留学しようと(仕事を見つけようと)思っているとか、リアルなモチベーションがある人を見つけられると、双方の熱量のバランスを保てるので、一方的な形ならずお互いに無理なく教え合うことができます。

かつ、上述のような「恋愛関係」になければ、遠慮なく相手の訂正すべきところをビシバシ指摘し合えるので上達も加速します。そういう意味でも、できるだけ恋愛対象にならないパートナー(同性のみで探すとか)を選ぶのがベターだとは思います。

2. 共通の趣味があること

これがなぜ大事かというと、これがないと「そもそも話題に事欠く」からです(笑)なんというか、毎回お互いに参考書を持ち寄って勉強する、というのは別に悪くはないのですが、それだけだとやはりモチベーションが続かなかったりするので、それが何でもいいのですが何かひとつ共通の趣味があるとマッチベターだと思います。

自分自身のケースでは、向こうが日本の漫画やアニメだけでなく、結構歴史なども好きだったりもしたので、その辺の話はいくらでも話す余地があったのと、自分が留学していた2003-2006年当時もすでにYouTubeだったりいろんな動画サービスで、日本のアニメを英語吹き替え版や英語字幕付きで観たりもできたので、そういうものを教材にして「なぜここはこういう訳になるのか」「この発音がどうしても登場人物が言っているように発音できない」など、ストップしては再生し、再生してはストップし、を繰り返しながら延々と一緒に勉強しました。

しかも、こういう勉強の良いところは、「勉強してる感がゼロ」だということです。単純に遊んでいるだけなんですが、それがこれ以上ない勉強になっている、という最高の状況でした。お互いにどんどん新しい言い回しや単語を知って覚えていくことができますし、アニメや漫画ではどういう状況でそういうふうに言うのか、そういう言葉を使うのか、ということが実際のシーンと一緒になって学べるので、自分が使うシーンも容易にイメージできるわけです。これは本当に効果的でしたね。

もちろん、別にアニメや漫画でなくてもよくて、サッカーやバスケなんかのスポーツだったり、政治や宇宙科学やコンピュータ関連だったり、ジャンルはまったく問わないわけですが、何かひとつでも熱くなってお互いに共有できるものがあると、勉強しているっぽくなく勉強できて楽しいですよ!

3. Face-to-Face で週に一度は会える環境がある 

これももちろんマストではなくて、別にビデオチャットメインでも悪くはないわけですが、やはり face-to-face のコミュニケーションを重ねた方が、人と人は仲良くなりやすいと思うわけですね。やはりフィジカルに一緒の空間にいて話すのと、PCのスクリーンを通しているのとでは結構な違いがあると個人的には思っていて、ランゲージ・エクスチェンジの効果を最大化するためにはできるだけ普通の友達同士のような関係になれる方がベターだと思っているので、そういう意味で face-to-faceは大切なんじゃないかということです。

いかに勉強してるっぽくなく勉強できるか。どれだけそのプロセスを楽しくできるか。ランゲージ・エクスチェンジがサステナブルで双方に利益をもたらす結果になるためには、このポイントにかかってる気がしています。

単に毎回カフェで待ち合わせてその時持ち寄った時事トピックついて話す、というやり方よりは、週末に会って一緒にいろんなところに遊びに行ったり食べに行ったり、まさに友人として一緒に過ごす中で勉強するというのがベターだと思うわけですが、とはいえ、大人になってフルタイムで仕事をしながらそういう相手を見つけて実行するのは現実的に難しいというのもよくわかります。

学生自体にそういう環境をつくることができた自分は本当にラッキーだったと心から思うわけですが、今やってみろ言われると......確かに簡単ではないだろうなと思いますが、たとえばグロービスなどで英語で行われている講義を受けたりして、そこに出ているネイティブの生徒と仲良くなってお願いするとか、英会話講師でなくて良いので、ビジネスで関係する日本在住のネイティブスピーカーと家族ぐるみで付き合ったりするような仲になれたりすると最高だとは思いますね。

お互い釣りやゴルフが好きで一緒に行ったりとか、子供達の教育の話題で盛り上がるとか、車や温泉が好きで一緒に温泉巡りに行くとか、なんでもいいわけですが大人の趣味で盛り上がれる人だと上述のようなシナジーが生まれると思います。

ただ、日本に仕事の関係で滞在している海外の人たちは、必ずしも日本語を上達させたいと思っているわけではないので(そう思ってない人の方が多い)、「ランゲージ・エクスチェンジ」にならず、実際自分ばかり教えてもらうということになりがちだとは思いますが、それでも何もしないよりはもちろんマシですよね。

まとめ

そんなわけで、個人的にはネイティブスピーカーの恋人をつくることが英会話上達の早道だとは思っていないわけではあるのですが、良いランゲージ・エクスチェンジ相手を見つけられるとそれは相当な早道になると思っていて、そのために大切なのは上述の3つのポイントではないか、という話でした。

自分は、アメリカの大学院留学中の最初の学期が終わる頃に、あまりにも自分が話せず&聞けず授業についていけないと打ちのめされ、「もうダメだ、退学して帰国しよう」と思うところまで追い詰められたことがあったのですが、そこから何とかV字回復ができたのは、最高のランゲージ・エクスチェンジ・パートナーに偶然巡り会えたからでした(実際3人も巡り会え、毎日毎週末のように彼らと遊んでいました)。

社会人の方々はそういう出会いを日常に求めるのは難しいとは思いますが、上述のようなビジネスにおいてつながって結果として良いパートナーになってくれるような友人ができると最高ですよね。ぜひがんばってください!

 

「今までで最悪のxxxって何?」と聞くには?

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今日はまずちょっとシリアスな会話から見ていきましょう。Tom と Claire という男女の会話ですが、Claire が Tom に対して「今までしたことの中で最悪のことって何?」と質問するところから始まります。

これはアメリカドラマ「House of Cards」から取ってきた場面なのですが、ドラマを観ている方はご存知でしょうが、実際かなりシリアスなシーンです(笑)が、今日覚えて欲しい例文自体はいろんなシチュエーションで使えるものなので安心してください!

Claire "Tell me the worst thing you've ever done." 
クレア「今までやったことの中で最悪なのってどんなこと?」

Tom "It's hard to pick" 
トム「(多すぎて)選ぶのが難しいな....」

Claire "I'm serious" 
クレア「まじめに聞いてるんだけど」

Tom "So am I" 
トム「まじめに言ってるよ」

Tom "Pretended to love someone when I didn't. In a way, that was the worst" 
トム「愛してない人を愛してるふりをしたことかな。ある意味、それが最悪だったかな」

Claire: "Did the person know?"  
クレア「その人は知ってたの、そのこと?」

Tom "Mmm-hmm. She pretended not to know...but she knew. It was awful for her. But I paid for that mistake, too. Those type of things, they take a toll" 
トム「うん。彼女は知らないふりをしてたけど、知ってた。すごく辛かったと思う。でもその分おれにもつけはまわってきたよ。そういうことってさ、ちゃんと返ってくるんだよね」

Claire "It's strange how some choices mean nothing and others govern the rest of your life. I've done some terrible things." 
クレア「ある選択肢が大きな意味をもたないこともある一方、その後の人生に大きく影響するような選択肢もある。それってとても不思議なことよね。わたしはとてもひどいことをしたことがあるのよ」

Tom "You don't have to tell me" 
トム「言わなくていいよ」

なかなか悲しい会話ですよね。。。さて、気を取り直して見ていくと、まずは冒頭の "Tell me the worst thing..." をいろいろ応用してみましょう。ほぼ無限に例文がつくれますね。

"Tell me the worst thing you've ever said to someone" 

"Tell me the worst thing you've ever had (eaten)" 

"Tell me about the worst boyfriend you've ever dated" 

"What's the worst book you've ever read?" 

"What's the worst movie you've ever seen?" 

"What's the best thing you've ever done to your family?" 

という感じでいくらでも応用文が作れますよね?この言い方を覚えておくと、口頭でもいろいろアレンジして使えるので便利ですね。

そして、これをさらに少し形を変えて、こんなのはどうでしょうか。

"What's something about him you'd like him to change?" 

"What's one thing you'd say to your ex-girlfriend if you bumped into her at the event?"

こんなふうにいろんな表現ができますね。どんどん自分で文章を作ってそれを口で言ってみて、というのを繰り返していくと、こういう構文が自然に頭の中に出てきやすくなってくるので、会話の中でも使いやすくなっていきますよ!

 

英語では「付き合って」とは言わない?文化の違いと「付き合う」の言い方

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さて、今回はちょっと恋愛がらみの話をする際によく使われる「付き合う」というイディオムをご紹介したいと思います。

本題に入るまでに、以前のエントリーで「イチャイチャする」というのを英語でどう表現するかというエントリーを書きました。こちらもぜひ併せてチェックしていただければと思うのですが、

sayreally.hatenablog.com

なんと、むしろその前に「別れる」というフレーズに関するエントリーを書いていたことに気づきました!「付き合う」前にすでに「別れる」の話をしていたんですね(笑)

sayreally.hatenablog.com

ぜひ「別れる」もセットで覚えていただければと思いますが、今日は「付き合う」をみていきましょう。

そもそも「付き合おう」って言う文化?

これは意外と盲点というか、留学した日本人が現地で初めて知ってかるいカルチャーショックを受けることの1つだったりするのですが、私自身の見解として誤解を恐れずに言えば、少なくともアメリカでは日本のように「付き合ってください」と決まり文句を使ってお願いするような習慣はありません。

「えっ!?じゃあ、どうやって付き合い始めるわけ?お互いの合意はないの!?」

と思う人も多いはず(笑)

そうなんです、日本で生まれ育つと意外に思えるわけですが、彼らは例えば「何年何月何日に付き合い始めた」という明確なスタート日を言葉で確認して決めることはしないわけです。

じゃあどうやって「付き合っている」と判別するのかというと、二人がお互いに「自分以外に定期的にデートしているような人(付き合っているっぽい人)はいないみたいだな」と感じ、事実上週末も含めてカップルがするようなことを二人でしている、という「状態」になることで、「私たちはオフィシャルに付き合ってる」という確認をしています。

実はこのカルチャーギャップのために、アメリカ人と現地で初めて恋愛する日本人女性たちは最初結構戸惑います(笑)

「なんで彼は付き合おうって言ってくれないんだろう、、、」
「実は単に遊ばれてるのかも、、、」
「英語でなんて訊いて確かめていいんだろう、、、」

と悩んでしまうわけですね。

それもそのはず、日本ではかなり昔から「付き合おう」という決まり文句を経てそういう関係になるというのが常識になってしまっているため、そう言わない人は「遊び人」だというレッテルを貼られがちです(し、実際にそういう遊び人がたくさんいます)。そういった社会学的な背景もあるがゆえに、日本人女性たちはますます不安になってしまうわけです。

「私たちって付き合ってるの!?」と確かめるのはNG?

結論から言えばNGではありません(※個人的見解では)。ただ、その言い方と言うタイミングは少し工夫が必要かもしれないですね。

というのも、彼らの文化として、「付き合おう」「はい、そうしましょう」というやりとりがあってはじめて、ABCと進めていくという概念が一般的にはないわけですから、まだ日本の文化をそのままスライドして「まず最初に"付き合おう"って言ってくれないとヤダ」と駄々をこねてもあまりうまくいかないでしょう。

あとは、そのフレーズを言ったからといって、彼らに何か心理的コミットが生まれるかと言えば、それも期待できないと思います。そもそもそういうことを言って育ってきていないので、「言えって言われたから言ったけど....」みたいな感じになってしまうのがオチです。

なので、わりとナチュラルに確認するタイミングとしては、週末は基本的にお互いの家を行き来したりして一緒に過ごすことがルーチンになったというあたりで、「私たちってオフィシャルに付き合ってるよね?」と確認してみるのはアリだと思います。

この場合、事実上そういう状態になってから訊いているわけですから、基本的には "Yes" な回答が返ってくるはずですが、もしそうでなかった場合は、、、残念ながらその人との関係は考え直した方がいいかもしれません(笑)それは文化の違いとかではなく、ただのプレイボーイをつかんでしまったということです。

いずれにしても、まず最初に「付き合おっか」と約束する文化というのは、アメリカではまったく一般的ではないということと、あとは、調べたことはありませんが、意外と他の国でもそうなのかもしれないという気はしています。ヨーロッパ諸国はきっとそうで(付き合うことがもっとラフな印象もあります)、でもアジア圏はわりと近しい観念を持っているかもしれないとも思いますね。

ただ、これ以上そのことを話していくといつまで経っても「付き合う」のフレーズの話ができなくなるのでこの辺にしておきます(笑)

「付き合う」の言い方パターン

さて、ようやく本題に入りましょう!

日本で言ういわゆる「付き合う」という意味でよく使われる表現は下記のようなものがあります。

(1) "going out with 人" 

(2) "dating 人" 

(3) "seeing 人" 

(4) "with 人"  

もちろんこれだけではありませんが、実際に耳にしたことがあるという経験をふまえて言えば、大抵この4つのどれかを使っていることが多いと思います。それぞれ例文を見ていきましょう。

"Do you know if she's going out with someone now? If not, I'll ask her out."
「彼女が今誰かと付き合ってるのか知ってる?付き合ってないのなら、デートに誘ってみるよ」

"From what I've heard, she has been going out with the guy she met through Fred at the party a while ago." 
「おれが聞いたところによると、彼女はしばらく前のパーティーでフレッドを通して出会った男と付き合ってるらしいよ」

と、こんな感で言ったりします。

「あれ?いつも進行形で言うものなの?」と思った方もいると思いますが、そもそも「付き合っている」というのが現在進行形の状態ではあるので、「今」誰かと付き合っているのかどうかという話をする場合は進行形で表現することが一般的だと思います。

ただ、過去に付き合ってた、というケースの場合はこんなふうに言ったりもします。

"I actually dated him for a while. I wasn't really into him, though." 
「実は彼とはちょっと付き合っての。でもそんなに好きにならなかったんだけどね」

こう言われる男性側としてはショックなセリフですね(笑)

もう少し例を見ていきましょう。

"I just heard that David is dating Jennifer now. Man, I went to the movies with her a few weeks go and thought I had a shot..." 
「つい今デビッドがジェニファーと付き合ってるって聞いたよ。マジかあ、、、彼女の数週間前に映画デートに行ってさ、可能性あると思ってたのになあ、、、」

"Dude, she seems to have been seeing David for a while now, though." 
「でもさ、彼女はデビッドともう結構付き合ってる感じがするよ?」

"Well, I thought you are also seeing someone right now" 
「おれはお前も今誰かと付き合ってると思ってたけどね」

ちなみに、上記の "Dude" という言葉は、ちょっとサーファーチックな言葉というか、若い人がよく使うスラングなんですが、相手の名前を呼ぶ代わりの「かけ声」として使われる単語ですね。例えば、"Bob, don't worry about it." と言う代わりに、"Dude, don't worry about it."と言ったりするわけです。職場やビジネスの場で耳にすることはほとんどないと思いますが(仲の良い友達同士は職場でもこう呼び合うことはあります)、知っておくと良いと思います。

"I've been with Melissa for 3 years" 
「メリッサと付き合って3年になる」

"How long have you been with Mike?"
「マイクと付き合ってどれくらいになる?」

いかがでしょうか。とてもいろんな言い方があるわけですが、このどれを使ってもネイティブにはちゃんと通じるはずです。

ちなみに、「今誰かと付き合ってる?」と聞きたい場合は、一番シンプルに言うには、

"Are you dating anyone now?" 

が良いと思います。

そして最後に、今回のメインテーマでもある「私たちって付き合ってるの?」ですが、こんな感じでどうでしょうか。

"I think we are, but are we officially dating?" 
「私はそう思ってるんだけど、私たちってオフィシャルに(自他共に認める)付き合ってるよね?」

こういうふうにダイレクトに訊けば基本逃げ道はないので、これで "Yes" の返事がなければ、それは完全に遊ばれていると思った方が良いです(苦笑)ちなみに、この "officially" ですが、わりとよく使うので覚えておきましょう。翻訳文にも書いてあるとおり、「私だけ付き合ってると思っている」のではなく、「対外的にもそういう体になっている」という意味を "official" という単語で表現します。これもぜひ覚えておいてくださいね。

というわけで、今回のエントリーをもって、このブログの読者のみなさんは恋愛における一連のライフサイクルはカバーできたことになりますね(笑)

 

「xxx に近道はない」って英語で言うには?概念と路上、2つの意味での「近道」

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これはよく耳にする言葉かもしれませんが、今回はカタカナでもわりとよく使ったりする「ショートカット」の使い方に関して解説します。

まず、今回ご紹介するのは、キーボードの「ショートカット・キー」のことではなく(笑)、あくまでも「近道」という意味でのショートカットですが、まずは例文を見てみましょう。

"There are no shortcuts for building trust at work. Do good work and support your teammates. People will recognize it."
「職場で信頼を得るには近道はないよ。良い仕事して周りの同僚をサポートしてあげること。それをちゃんと人は見ててくれるから」

"We are running late to the meeting. Let's take a shortcut from there."
「ミーティングに遅れるよ。そこから近道を行こう」

上記の例文では、2種類の "shortcut" を紹介していますが、最初のは概念的な「近道」で、2つ目のは路上の物理的な「近道」のことですね。日本語も同じように使い分けますが、英語でもこのように使い分けるので覚えておいてください。

何かズルをしようとしたり、「楽してダイエットはできないよ」というようなことを言ったりするときにも "no shortcuts" は使えます。様々な場面で使える言葉なので、ぜひ使って見てくださいね。

 

「〜しないでおこう」という提案:"Let's not..." の使い方

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日本人の英語の典型といえば "Let's 〜" の乱用ですが、なんでもかんでも "Let's" と言いたくなってしまうわけです。そのわりに、今回紹介する「〜しないでおこう」という反対の意味での "Let's" を見かけることはほとんどありませんが、実際の英会話ではわりと頻繁に使われるので、ぜひ覚えておきましょう。

"Let's not go into the details now."
(その詳細を話すのは今はやめておこう)

"Let's not invite him for the meeting."
(彼をそのミーティングに呼ぶのはやめておこう)

"Let's not dwell on what's already happened."
(もう起こってしまったことをくよくよ考えるのはやめよう) 

こんな感じで使ったりするわけですが、もしかしたら「あれ?これって"Don't〜"とどう違うの?」と思ったかもいるかもしれませんが、明確な違いは、"Don't〜" は自分を「含まない」誰かに対して「〜やめなさい」という強い口調でいう場合です。

それに対して、"Let's" というのは "Let us" の略なので、自分自身を含みます。ですから、"Let's not + 動詞" というのは、自分自身を含む複数人に対して「〜するのをやめておこうよ」という提案をする場合に使う表現なわけです。

ぜひ覚えて使ってみましょう!

 

 

「あくまでも参考までに言わせてもらうと...」って英語で言うには?

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なかなか日本人的な謙遜した表現ですよね。まあ、これを連発し過ぎるとまるで単に自分の言うことに自信がない人みたいになってしまうかもしれませんが(笑)、おせっかいにならない程度に(控えめに)意見を述べる時には適した表現ですね。

"For what it's worth, he actually runs his own business he's never told you about."
(こんなこと言ってもしょうがないけど、彼は君には話したことがない事業をやってるよ) 

この"for what it's worth" というのが今回紹介したいイディオムでして、「あくまでも参考までに言うけど」「こんなこと言ってもしょうがないけど(どれだけ価値があるかわからないけど)」という言うときの決まり文句として使われる表現です。

ちなみに、これに似た表現で、"if it's any consolation...." というのがありますが、"consolation" というのは「なぐさめ」のことです。つまり、「(こんなこと言っても)慰めになるかどうかわからないけど」という意味合いで使います。

"If it's any consolation, what you did saved my life and I'm so grateful for it." 
「こんなこと言ってどうなることでもないかもしれないけど(慰めになるかわからないけど)、君がやったことは僕の人生を救ったし、そのことは本当にありがたいと思ってる」

うーん、いいセリフですよね。ぜひこういう言い方も覚えて使っていきたいですね!